ガロスーパー・ベスト

ガロ( GARO ) ガロスーパー・ベスト歌詞
1.一人で行くさ

作詞:日高富明
作曲:日高富明

一人で行くさ 誰もいないさ
もう大人だぜ 一人で行くさ
見たことのないものを
ふれたことのないものを
何かが見つかるさ
だから行くのさ 一人で(一人で)

傷ついたって かまわないさ
つまずいたって おきあがれるさ
どんなに 傷ついたって
どんなに つまずいたって
何かが見つかるさ
だから行くのさ一人で(一人で)

一人で行くさ 誰もいないさ
一人で行くさ 誰もいないさ
一人で行くさ 誰もいないさ


2.たんぽぽ

作詞:大野真澄
作曲:堀内護

小鳥は空を飛び みどりの森へ
羊は丘を越え 鈴はこだまする
たんぽぽは 小さく さいてゆれて
夢の世界を かけめぐる
心の窓の中の
私と自然の魅惑

ランランラ ラ……
ランランラ ラ……
夕陽の光は 赤く燃えて
夢の世界を かけめぐる

月の光の ベールに包まれ
青く光る 水は しずくのよう
眠りは いつしか すべてをいだき
夢の世界を かけめぐる


3.地球はメリーゴーランド

作詞:山上路夫
作曲:日高富明

まわる まわるよ
僕らを乗せながら
まわる まわるよ
地球はメリー・ゴーランド
哀しみ歓び
すべて乗せてゆくよ
ラーラララ ララララー
明日も
ラーラララ ララララー
愉しくまわるよ

まわる まわるよ
あなたを乗せながら
まわる まわるよ
地球はメリー・ゴーランド
命と愛とを
今日も乗せてゆくよ
ラーラララ ララララー
明日も
ラーラララ ララララー
明るく まわるよ

ラーラララ……


4.ビートルズはもう聞かない

作詞:松本隆
作曲:佐藤健

ビートルズはもう聞かないなんて きみは言ってたね
吸えない煙草に火を点けて 涙もこぼさずに
出て行ったきみと 入れ違いに訪れた孤独
涙さえ見せてくれれば 引きとめられたのに
さよならきみと過した日々よ
燃えつきた愛の重さ ただそれがふたりの真実さ
ビートルズはもう聞かないなんて きみは言ってたね
すりきれたレコードだけが 悲しみ廻してる

素顔のきみがああ好きだったのに くち紅つけてたね
過ぎゆく季節がきみを変え ぼくをも変えたのか
さよならぼくの短い春よ
ポスターのあとも今はただ壁の白さが眼に沁みる
ビートルズはもう聞かないなんて きみは言ってたね
すりきれたレコードだけが 悲しみ廻してる


5.美しすぎて

作詞:山上路夫
作曲:村井邦彦

あなたの呼ぶ声 聞こえた気がして
思わずあたりを 僕は見わたした
風のいたずらだよ 丘の上だれもいない
二人別れた時と 同じ空の色
いつか季節は ふたたびめぐり
丘の上には 花も咲くのに
もう愛の日々は もう帰らないよ
すべては夢の中さ

遠くの町並み 明るく陽がさす
小さな貨物が 橋を渡ってる
とてもやさしい町 けれどもう今はつらい
二人愛した時が あまり美しく
僕の心に 生きているから
ひとりこれから 僕はどうしよう
もう愛の日々は もう帰らないよ
すべては夢の中さ


6.一枚の楽譜

作詞:山上路夫
作曲:村井邦彦

愛したあの頃君のため 作ったこの歌が
今ではかたみに残されて 僕らは別れたよ
すてようこの歌 誰にも聞かさずに
二人の愛の思い出にささげて
ちぎった楽譜は花ふぶき 川面に舞い落ちる
もう二度とは 帰らぬあの頃 二人は愛して生きたよ

別れに会うたび人はみな 涙を知るのだろう
この世に生きてる悲しみを 初めて知らされた
すてようこの歌 やさしい愛の歌
今日から違う道を行くためにも
ちぎった楽譜は花ふぶき 川面に舞い落ちる
もう二度とは帰らぬあの頃 二人は愛して生きた
もう二度とは帰らぬあの頃 二人は愛して生きたよ


7.一本の煙草

作詞:阿久悠
作曲:荒木和作

友よ くちびるがさびしくなるだけ
今は何もいうな 何もいうな
暗闇に男二人寝そべって
天井を見つめながら吸う一本の煙草
昨日までの君は旅に出た巡礼で
今日はつかれはて帰って来たようだ
つかれたなら眠れよ 眠れぬならつき合うよ
だけど今は何もいうな

友よ その涙ぬぐっちゃいけない
今は何もするな 何もするな
久々に男二人真夜中に
指先をこがしながら吸う一本の煙草
愛のために君は人柄も変ったが
今日はまた元の君だと思えるよ
つかれたなら眠れよ 眠れるならつき合うよ
だけど今は何もするな

つかれたなら眠れよ 眠れるならつき合うよ
だけど今は何もするな


8.君の誕生日

作詞:山上路夫
作曲:すぎやまこういち

君の誕生日 二人祝ったよ
あれは過ぎた日の 想い出のひとこま
街の角にある ほんのささやかな
店でお祝いの グラスをあげたよ
今年もまたその日 もうじき来るけれど
君はいない 二人あの日別れたよ

君は誕生日 誰と祝うのか
きっと幸せで ローソク消すだろう
僕は忘れない 君の生れた日
いつも近づけば この胸が痛むよ
今年もまた街は 花やぐ時だけど
君はいない 二人あの日別れたよ


9.大男の歌


10.ピクニック

作詞:山上路夫
作曲:堀内護

君は靴をぬいで はだしで駆けるよ
木もれ陽がゆれてる 丘の上をひとり
街で見るよりも ウラララ
子供に見えるよ ウラララ
君の無邪気な姿を はじめて見つけた
こんなとこで君と いつかは暮らしたい
大きな夢など 何もいらないから
アー 愛し合う 時はすぎてゆく
もしも出来るならば 今このひとときを
いつまでも二人で つづけてゆきたいな

君がこしらえた ウラララ
ステキなランチだ ウラララ
君と僕とを見ている 小さな浮雲
若い時はいつか 消えてくものだから
大事にしようよ 素晴らしいこの時
アー 愛し合う 時はすぎてゆく
もしも出来るならば 今このひとときを
いつまでも二人で つづけてゆきたいな


11.姫鏡台

作詞:山上路夫
作曲:すぎやまこういち

僕らのすべては真似ごとだったのさ
秋はゆき冬も過ぎ
二つの季節を渡ったけれど
僕らに春は来なかった
あなたが残した姫鏡台ひとつ
使い手のないままに
花冷(び)え空(ぞら)を映してる
真似ごとみたいな生活だったが
今おとずれたこの悲しみはなぜかほんもの

僕らは演じた真似ごとだけを
お互いにさびしくて
小さなドラマを始めたけれど
芝居の幕はもう下りた
あなたが忘れた姫鏡台ひとつ
泣きながら髪とかし
あなたは何を願っていた
真似ごとみたいな生活だったが
今おとずれたこの悲しみはなぜかほんもの


12.ロマンス

作詞:山上路夫
作曲:堀内護

君 忘れないでいて 若い愛の日を
今日はぼくたちに 二度とはこない
この河にそった道 肩をよせてゆく
そんなことさえも おぼえておこう
ぼくらは一つの愛に今 結ばれているよ
変わらぬロマンの花を咲かせよう

この橋を渡る時 街はぼくたちを
いつも呼んでるよ 明るくさざめき
今 君とながめてる 河にうかぶ舟
そんなことさえも おぼえておこう
ぼくらは一つの愛に今 結ばれているよ
変わらぬロマンの花を咲かせよう
変わらぬこの愛二人 誓い合おう
変わらぬロマンの花を咲かせよう
変わらぬこの愛二人 誓い合おう
変わらぬロマンの花を咲かせよう


13.時の魔法


14.学生街の喫茶店

作詞:山上路夫
作曲:すぎやまこういち

君とよくこの店に 来たものさ
訳もなくお茶を飲み 話したよ
学生でにぎやかな この店の
片隅で聴いていた ボブ・ディラン
あの時の歌は聴こえない
人の姿も変わったよ
時は流れた
あの頃は愛だとは 知らないで
サヨナラも言わないで 別れたよ
君と

君とよくこの店に 来たものさ
訳もなくお茶を飲み 話したよ
窓の外 街路樹が美しい
ドアを開け 君が来る気がするよ
あの時は道に枯葉が
音もたてずに舞っていた
時は流れた
あの頃は愛だとは 知らないで
サヨナラも言わないで 別れたよ
君と 君と……


15.忘れていたもの


16.暗い部屋